CASA カサ

アメリカでの児童虐待や育児放棄への対応についての報告

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

採用面接

採用面接試験についてです。 採用といってもトレーニングを受ける資格があるかどうかという段階で 正式にはトレーニング、試験、インターン等と終了しなければCASAにはなれません。 面接時間は30分。 自己紹介 経歴紹介 なぜCASAになりたいか? 過去のボラン…

推薦状について

CASAのボランティアに申し込みをする際には、家族以外で21歳以上の成人4人からの推薦状が必要となります。推薦人が下記の用紙に記入し直接CASAオフィスに送付しなければなりません。申込者は内容を確認することはできません。 <推薦状書類の内容> 推薦人の…

申し込み用紙

CASAへの申し込み用紙 <個人情報> 日付、名前、住所、電話番号、メールアドレス、緊急連絡先 <雇用状況> 雇用主、雇用形態、勤務年数、勤務先住所、勤務先に連絡可能か否か、仕事内容の説明 質問:里親の経験がありますか?児童相談所に勤務したことがあ…

CASAになるためには

CASAになる為の資格: 一番大切なのは子供ののこと真剣深刻に考えることができるかどうかです。ボランティアは21歳以上の大人に限り、文章的能力と社会的言語能力を持ちコミニケーションに長けているもの。学歴は特に問いませんが、裁判所とのやり取り・文書…

CASAの役割

「はじめに」でも記述しましたが、CASAはアメリカ合衆国において「Court Appointed Special Advocates」の頭文字を取った呼び名で、裁判所により特別に任命を受けた調査員という意味を持ちます。 CASAの役割として最も大切なのは「子供にとって安全に生活で…

CASAの歴史

CASAが初めて設立されたのは1977年、場所は西海岸北部のシアトル州の小さな地方裁判所からでした。 虐待や育児放棄に即座に対応する児童相談所の権限が強まり同時に里親制度も構築されていく中、役所側と親権者の言い分のみでは食い違いが多く裁判で判断が困…

はじめに

CASAはCourt Appointed Special Advocates の頭文字をとってカサと読みます。 日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカで虐待や育児放棄を受けている子供達について裁判所の特別な要請を受けて個別調査を行い、裁判官に対応を推奨する仲裁人の役割を…